最小限かつメモリ安全なGo版rsyncが、脆弱性をどのように回避しているか
2025年1月にrsyncで発見された6件のセキュリティ脆弱性(任意コード実行やファイル漏洩を含む)を受け、Goで実装されたミニマルなrsyncであるgokrazy/rsyncがこれらの脆弱性の影響をどう受けているか、またメモリ安全な言語Goがどのように脆弱性クラス全体を排除できるのかを詳細に分析。本稿では2025年1月と2026年5月の全12件の脆弱性をカバーし、Goランタイムのバウンドチェックが実際にヒープバッファオーバーフローを防ぐことを実証。さらに、OpenBSDのopenrsync(C言語で記述)との比較や、Linuxで利用可能な多層防御機構についても論じている。