ハッカーがニックスとマディソン・スクエア・ガーデンのデータを公開
ハッカー集団がNBAチーム「ニューヨーク・ニックス」とその本拠地マディソン・スクエア・ガーデンに関連する内部データをオンライン上に公開した。公開されたデータには従業員や顧客の個人情報が含まれている可能性があり、セキュリティ上の重大な懸念が生じている。
背景メモ
- 404 Mediaは、テクノロジーとデジタルカルチャーを専門に扱う独立系ニュースメディア。2019年に設立され、サイバーセキュリティやプライバシー関連のスクープを頻繁に報じている。
- マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)は、ニューヨークを象徴する多目的アリーナ。NBA「ニューヨーク・ニックス」(バスケ)とNHL「ニューヨーク・レンジャース」(アイスホッケー)の本拠地で、コンサート会場としても世界的に有名。経営元はMSGエンターテイメント社。
- ランサムウェア集団は以前からMSGのシステムに侵入、データを窃取した上で身代金を要求していた。身代金が支払われなかったため、ハッカー側が窃取したデータ(従業員の個人情報や内部文書など)をリークサイトに公開。今回の報道はその続報で、ニックスの選手や関係者に関するデータも含まれているとされる。
- この事件は、大規模施設・スポーツエンターテイメント業界がサイバー攻撃の標的として狙われている流れの一つ。ランサムウェア攻撃は、データを暗号化して人質に取るだけでなく、公開による評判毀損や法的リスクを武器に被害者を脅迫する手法が一般的になっている。