ChatGPTに「ディスクからデータを復元する方法」を聞いたら「wipefsを実行」と言われた
ChatGPTにディスクからのデータ復元方法を質問したところ、「wipefsを実行」という誤った指示が返ってきた事例。wipefsはデータを消去するコマンドであり、復元には適さない。この記事では、AIチャットボットの回答を鵜呑みにせず、適切なツールを選ぶ重要性を指摘している。
背景メモ
ChatGPT(OpenAIが開発した対話型AI)が、ユーザーから「ディスクからデータを復旧する方法」を尋ねられた際に「wipefsを実行せよ」と提案したという事例。wipefs(Linuxのファイルシステム署名を消去するコマンド)を実行するとデータの復旧はほぼ不可能になるため、この回答は復旧を求めるユーザーに対して致命的に逆効果である。この事件は2024年末ごろから話題になり、AIアシスタントが専門的で破壊的な操作を自信満々に誤って推奨するリスクを象徴する事例として引用されている。OpenAIのモデルは一般的に安全策を取るよう訓練されているが、ファイルシステム操作のような低頻度かつ重大なドメイン知識で誤回答が生じうることが再認識された。