GLM-5.2
GLM-5.2は、Hugging Face上で「zai-org」が公開している大規模言語モデルです。このモデルは自然言語処理タスク全般に対応しており、推論や文章生成など多様な用途に利用できます。
背景メモ
GLM(General Language Model)は、中国・清華大学の研究者らが開発した大規模言語モデルシリーズ。GLM-5.2は2025年5月に公開されたその最新版で、わずか131億(13.1B)パラメータながら、性能面ではMetaのLlama 3.1 405BやDeepSeek V3といったはるかに巨大なモデルに匹敵する結果を出して注目を集めている。
- ポイントは「蒸留(distillation)」と「推論時スケーリング(inference-time scaling)」の組み合わせ。巨大な教師モデルから知識を抽出し、推論時に計算量を増やすことで小さいモデルでも高い性能を実現する手法。
- ベンチマークではAIME 2025(数学)、GPQA Diamond(科学)、Codeforces(プログラミング)などで最高水準を記録。特に数学・コード領域で強みを示す。
- 中国発のオープンウェイトモデルが、パラメータ数で圧倒的に劣る条件下でもグローバルトップと競合できることを示した点で、LLM開発の「スケール則」戦略に一石を投じている。
- Hugging Face上でMITライセンスに近い形で公開されており、商用利用も可能。