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医療従事者に休暇のメールが届いたが、それはサイバーセキュリティテストだった

カナダ・ニューファンドランド・ラブラドール州の医療機関(NLHS)が、職員を対象にフィッシングメールを模したサイバーセキュリティ訓練を実施した。休暇付与を装ったメールを送り、医療従事者の情報セキュリティ意識をテストしたもの。同機関は、標的型攻撃への耐性向上を目的に、定期的な訓練の一環として行われたと説明している。

背景メモ

- カナダ・ニューファンドランド・ラブラドール州の医療公社(NLHS)が、全職員を対象にフィッシングメール訓練を実施。内容は「勤続記念日で休暇取得」という招待状で、リンクをクリックすると訓練成功(=脆弱性が特定された)とみなされる仕組みだった。 - NLHSはサイバー攻撃の標的になりやすく、2021年には実際にランサムウェア被害でシステムが長期間停止。医療記録や予約システムが使えなくなり、患者情報流出も発生した。その教訓からセキュリティ意識向上策の一環として今回の訓練を行った。 - 医療機関は機密性の高い個人健康情報を大量に扱うため、ランサムウェアやフィッシングの格好の標的となる。カナダ各地の医療機関でも同様の訓練やサイバーセキュリティ強化が進んでいる。 - 訓練の結果、どれだけの職員がリンクをクリックしたかは公表されていないが、医療従事者の多忙さを考慮すれば「休暇」という誘い文句が現実的に危険なフィッシング手法であることを浮き彫りにしている。