中国のDRAM/SSDメーカー、米国や台湾のサプライヤーに対して優位性を確保
SMI上級副社長によると、中国のDRAMモジュールおよびSSDメーカーは、政府の指導により国内のDRAMとSSDの供給を確保できている一方、米国や台湾の大手サプライヤー3社はAIマージン獲得に注力しているため、競争上有利な立場にあるという。
背景メモ
中国の半導体メモリ(DRAM・SSD)メーカーが、アメリカや台湾の競合に対してある意味で有利な立場にあるという指摘。背景にあるのは、世界のDRAM/フラッシュメモリ市場を掌握する「ビッグスリー」(韓国サムスン・SKハイニックス、米国マイクロン)が、生成AIブームで急成長するAI向け高帯域幅メモリ(HBM)に資源を集中させていること。同時に中国政府は、半導体の国産化方針のもと、国内メーカーに優先調達など市場保証を与えており、先端品では追いつけなくても膨大な内需を安定確保できる。一方、米バイデン政権は中国への先端半導体輸出規制を強化しており、この構図は米中対立の一面でもある。