DOOM、Wolfenstein 3D、Duke Nukem 3Dの作曲家ボビー・プリンス氏が死去
ゲーム音楽のレジェンド、ボビー・プリンス氏が死去。『DOOM』『Wolfenstein 3D』『Duke Nukem 3D』など90年代を代表するFPSゲームのサウンドトラックを手掛け、重厚なメタル調のBGMで数多くのゲーマーに衝撃を与えた。その功績はゲーム音楽史に深く刻まれている。
背景メモ
ロバート・"ボビー"・プリンス(Robert "Bobby" Prince III, 1958–2025)は、1990年代のFPS(一人称視点シューティング)黄金期を支えたゲーム音楽の作曲家。id Softwareが開発した『Wolfenstein 3D』(1992年)や『Doom』(1993年)、『Doom II』(1994年)、3D Realmsの『Duke Nukem 3D』(1996年)のBGMを手がけた。
- 『Doom』の楽曲はMIDIベースでありながら、ヘヴィメタルやアンビエント要素を融合。特に「E1M1(At Doom's Gate)」はゲーム音楽史に残る名曲として知られる。
- 楽曲の多くは当時のヘヴィメタルバンド(PanteraやAlice in Chainsなど)のリフに影響を受けているが、プリンス自身は「オマージュであって違法コピーではない」と主張。後のローヤリティ訴訟問題にまで発展した。
- ゲーム業界を離れた後は弁護士として活動。近年は『Doom』関連イベントにゲスト出演していた。
- 訃報は2025年2月初旬に複数のゲーム業界関係者から伝えられ、享年67。死因は明らかにされていない。