Zig Software Foundation にさらに 40 万ドルを寄付することを誓約
Mitchell Hashimoto 氏が、Zig プログラミング言語の開発を支える Zig Software Foundation に対し、2026 年に 40 万ドル(約 6,000 万円)の追加寄付を約束した。この資金は言語の成長、ツールチェーンの改善、そしてオープンソースコミュニティの持続可能性に充てられる。Zig はシステムプログラミングの分野で注目を集めており、今回の寄付はその発展をさらに加速させるだろう。
背景メモ
- Mitchell Hashimoto(ハシムラト、通称ミッチェル・ハッシュ)は、HashiCorp(TerraformやVagrantなど著名なインフラツールを開発)の共同創業者であり、現在は同社を離れ個人で活動しているプログラマー/起業家。
- Zigは、Rustと同世代(2015年頃登場)のシステムプログラミング言語で、C言語に代わる「モダンなC」を標榜。静的リンク、実行時の隠れた制御フローが無い、クロスコンパイルが容易などの特徴を持つ。開発はZig Software Foundation(ZSF、非営利団体)が主導している。
- ハッシュは2024年に初めてZSFに年間20万ドルを寄付すると表明して話題になり、2026年向けにその額を年間40万ドルに倍増すると今回発表した。個人開発者からのこの規模の継続的寄付は、言語エコシステムとしては異例の大きさ。
- Zig開発の現状:Zigはまだ安定版(1.0)に達していないが、人気と実用性は急速に高まっており、 Bun(新しいJavaScriptランタイム)やTigerBeetle(金融向けデータベース)など注目プロジェクトがZigで書かれている。ZSFは小規模なチームで運営されており、大口スポンサーの存在が開発速度や持続可能性に直結する。