サム・アルトマン映画『Artificial』、OpenAI提携後にAmazonが配給を断念
ルカ・グァダニーノが監督し、OpenAIのCEOサム・アルトマンを描く映画『Artificial』が、Amazon Studiosによって配給を断念された。アルトマンがOpenAIの代表としてAmazonの競合であるMicrosoftとの提携を進めていることが原因とみられ、ハリウッドとシリコンバレーの複雑な関係を浮き彫りにしている。
背景メモ
- ルカ・グァダニーノ(『君の名前で僕を呼んで』『チャレンジャーズ』)監督が、OpenAIのCEOサム・アルトマンを題材にした長編映画『Artificial』の製作を予定していたが、Amazon MGMスタジオが配給から外れた。
- 本作は架空のドキュメンタリータッチで架空のAI起業家を追うとされ、2027年の公開が計画されていたが、AmazonとOpenAIのパートナーシップ契約(OpenAIの技術をAmazonの事業に統合するもの)が締結された直後に、Amazon側が企画を降りた。
- AmazonとOpenAIは2024年1月に戦略的提携を発表。AmazonはAIアシスタント「Alexa」の強化などにOpenAIのモデルを活用する一方、Amazon Web ServicesがOpenAIのインフラを提供する関係にある。
- 両社は広範なビジネス提携を結んでおり、アルトマンを批判的に描く可能性のある作品をAmazonが配給しづらくなったという憶測を呼んでいる。グァダニーノ側は現在、他のスタジオと交渉中。