Skip to content
TopicTracker
出典 HackerNews原文を表示
翻訳言語翻訳言語

宇宙からの謎の反復電波信号の発生源が特定される

天文学者たちが長年にわたり謎とされてきた宇宙からの反復性高速電波バースト(FRB)の発生源を特定した。この発見は、銀河系外から届く強力な電波パルスの謎を解明する重要な手がかりとなる。

背景メモ

- 高速電波バースト(FRB)は、宇宙から届く一瞬の強い電波パルス。その起源は長年不明だったが、2020年にカナダのCHIME望遠鏡が「FRB 20240209A」という繰り返し発生する信号を検出した。 - 今回、このFRBが従来理論で想定されていた若い星が密集する「星形成銀河」ではなく、宇宙年齢110億年以上の年老いた「楕円銀河」の外縁部(銀河から10万光年も離れた球状星団)から発せられていることが特定された。 - 従来、FRBは若い中性子星(マグネター)が起源とされてきたが、年老いた銀河の辺境にある星団という環境はその説と矛盾する。この発見は、FRBの発生メカニズムに、白色矮星の連星合体など別のシナリオが存在する可能性を示唆する。 - 高速電波バースト(FRB)とは、ミリ秒単位で発生する強力な電波パルスで、2007年に初めて報告された。その正体は天文学の最大の謎の一つであり、発生源の特定は宇宙の物質分布や銀河進化の理解にも貢献する。