フェイスブックが消えた日 – 2021年の世界的障害
2021年10月、フェイスブック(Facebook)とその関連サービス(Instagram、WhatsApp、Messenger)が約6時間にわたり全世界でダウンした大規模障害を振り返る。DNS設定の誤りが原因で、数十億人のユーザーがアクセス不能となり、同社の株価も急落。インターネット全体のトラフィックにも顕著な影響を与えた歴史的な出来事を解説する。
背景メモ
2021年10月4日、Facebook(現Meta)、Instagram、WhatsApp、Messengerが約6時間にわたり世界規模でダウンした出来事。原因はBGP(ボーダーゲートウェイプロトコル)の経路情報が誤って削除されたことによるDNS障害で、内部ツールや社員証システムも停止し、物理的なデータセンターへの入館すらできなくなるなど復旧作業を難航させた。この障害は単なるSNS停止を超え、世界中でWhatsAppに依存する医療や災害連絡が途絶え、Facebookログインを使う他サービスも利用不能になるなど、インターネット基盤への依存度を浮き彫りにした。