Show HN: Project Cherub – 新たなTempleOSフォーク。初期ビルドISOと今後の計画
REParadoxyのRubinosław氏が、Terry A. Davis氏による著名なOS「TempleOS」を現代的に改変した「Project Cherub」の初期ビルドを公開。フレームレートを30FPSから120FPSに向上させ、システム名も変更。将来的には32ビットカラー対応やSATA AHCI、NVMe、Blu-ray、GPU、USBサポートなどを計画しつつ、640×480の解像度は維持するという。ミニマルで完全に機能し、安全なOSを目指している。
背景メモ
- TempleOS は、故 Terry A. Davis が一人で開発した、x86-64 アーキテクチャ向けの非 Linux・非 Unix 系オペレーティングシステム。Linux とも Windows とも全く異なる独自設計で、640×480 の固定解像度、16色表示、OS 自体がコンパイラやゲームを内蔵する特異な設計を持つ。Davis は統合失調症を患い、神から召命を受けたとしてこのOSを「第三の神殿」と位置づけた。2018年に死去。
- 「Project Cherub」(ケルブ)は、その TempleOS をフォークし、モダナイズしようとする個人プロジェクト。作者 Rubinosław は REParadoxy 名義で活動。
- TempleOS のフォークは過去にも複数存在する(例:LobsterOS)が、多くは小規模な改変にとどまる。今回の発表で注目を集めたのは、FPS を 30→120 に変更したという具体的な改造成果を示したため。
- 640×480 の解像度を維持する理由は、TempleOS の設計哲学と象徴性(「神が与えた解像度」として Davis が固定した)を継承する意図がある。
- Hacker News の「Show HN」は、個人が自作プロジェクトを初めて公開する場として知られる。TempleOS 関連の投稿は、そのカルト的な知名度から定期的に注目を集める。