Cloudflare、大手ブラウザと連携しウェブサイトが望ましくない訪問者を検出できるように
Cloudflareは主要ブラウザベンダーと協力し、ウェブサイトが人間のユーザーとボットや悪意ある訪問者をより正確に識別できるようにする新たな取り組みを発表した。この連携により、ブラウザの組み込みシグナルを活用して、正当なトラフィックとそうでないトラフィックを区別し、ユーザー体験を損なわずにセキュリティを強化することを目指す。
背景メモ
CloudflareはCDN(コンテンツ配信ネットワーク)とセキュリティ大手で、多くのWebサイトの代理としてDDoS攻撃などを防いでいる。同社はGoogle Chrome、Apple Safari、Mozilla Firefox、Microsoft Edgeといった主要ブラウザのベンダーと協力し、Webサイト側が「人間の本当のユーザー」と「ボット(自動プログラム)やスクレイパー(データ収集プログラム)」をより正確に区別できる仕組みを提案している。現在はIPアドレスやブラウザのフィンガープリント(指紋情報)に依存しているが、これらはプライバシー面で問題があり、またボット側も回避術を進化させている。新たな提案では、ブラウザ自身が「このタブはユーザーが開いた本物のセッションです」という証明(attestation)を発行し、サーバー側がそれを検証する方式が検討されている。これはCAPTCHA(画像認識やパズルによる人間確認)に代わる、よりスムーズでプライバシーに配慮した代替案として注目されている。