市場センチメント悪化でビットコインが20カ月ぶりの安値に
ビットコインが約20カ月ぶりの安値を記録した。市場のセンチメント悪化やマクロ経済の不透明感が重石となり、暗号資産市場全体に売り圧力が強まっている。
背景メモ
- ビットコイン(BTC)は2023年9月以来の安値水準に下落。本稿執筆時点で2万6000ドル前後まで値を下げ、市場心理の悪化が原因とされる。
- 直接の引き金は米連邦準備制度理事会(FRC)のジャクソンホール会合でのパウエル議長の発言。利上げ継続を示唆したことでリスク資産全般が売られた。
- 暗号資産市場は「仮想通貨冬」からようやく回復したばかりだったが、規制強化(SECの取引所・ステーブルコインへの圧力)とマクロ経済の不透明感が重なっている。
- 背景には、FTXやシルバーゲート銀行などの破綻後、機関投資家の信頼が戻りきっていない構造的問題もある。投資家はETF承認の遅れや取引量の減少にも懸念を抱く。