英国でEV販売台数が初めてガソリン車を上回る
カーボンブリーフの分析によると、英国での電気自動車(EV)販売台数が初めてガソリン車を上回った。この節目は、英国の自動車市場における電動化への移行が加速していることを示しており、気候変動対策の観点からも重要な転換点となっている。
背景メモ
英国で2024年、新車販売台数において電気自動車(EV)が初めてガソリン車を上回った。これは英国の自動車市場における構造的な転換点とされる。具体的には、バッテリーEV(BEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)を合わせた電動車両のシェアがガソリン車を超えたという意味で、純粋なEV単独での比較ではない点に注意が必要。この背景には、英国政府が2030年までに新車のガソリン・ディーゼル車販売を事実上禁止する目標(ZEVマンデート)を掲げていることがある。自動車メーカーには年々厳しくなる電動車販売比率の義務が課されており、値引きや法人向け優遇が販売を押し上げている。ただし、充電インフラの整備遅れや価格の高さ、消費者の航続距離不安など課題も残る。カーボンブリーフは気候変動・エネルギー政策に特化した英シンクタンクで、データ分析に定評がある。