「クレイジー・リッチ」級の高リターンがアジア市場に熱狂を呼ぶ—タクシー運転手や子供までも参入
台湾や韓国などアジアの株式市場が半導体・AI関連株を中心に急騰し、個人投資家の間で投機熱が広がっている。タクシー運転手や学生までもが株式投資に参入する一方、市場の過熱感とバブル懸念も指摘されている。
背景メモ
- 台湾と韓国の株式市場が、AI(人工知能)向け半導体需要を背景に急上昇している。とりわけ、TSMC(台湾積体電路製造)やサムスン電子など半導体大手の株価上昇が顕著で、タクシー運転手や学生までが個人投資として参入する「熱狂相場」の様相を呈している。
- TSMCは世界最大の半導体受託製造メーカーで、エヌビディアやAMDなどAI半導体を設計する企業の生産を事実上独占。韓国のサムスン電子も先端メモリー半導体(HBM:高帯域幅メモリー)で強い需要を享受する。
- AIブームの実需という点では従来のITバブルと一線を画すが、すでに株価が業績見通しに先走り、割高感が指摘されている。個人投資家の過熱した参入が調整局面で大きな損失を生むリスクもある。