スペースX、スターシップロケット燃料用に天然ガスパイプライン「スターパイプ」建設を計画
スペースXは、次世代ロケット「スターシップ」の燃料供給を目的とした天然ガスパイプライン「スターパイプ」の建設を計画している。このパイプラインは、テキサス州の打ち上げ施設とガス供給源を結び、大量のメタン燃料を安定的に供給することを目指す。巨大ロケットの打ち上げ頻度増加に対応するためのインフラ整備の一環とみられる。
背景メモ
イーロン・マスク率いる米宇宙企業スペースXが、テキサス州ボカチカの宇宙港「スターベース」向けに「スターパイプ」と呼ばれる天然ガスパイプラインを新設する計画である。スターベースは同社の超大型ロケット「スターシップ」の開発・発射拠点。スターシップは従来のロケットよりはるかに大量のメタン(天然ガス由来)と液体酸素を燃料として消費するため、既存のトレーラー輸送では増大する需要に追いつけない。このパイプラインにより燃料供給を安定化し、将来的な高頻度打ち上げを支える狙い。SpaceXはこれまでも米連邦規制当局と摩擦を起こしながら施設拡大を進めており、環境影響評価などのハードルが予想される。