内部文書が示す、イスラエルがフェイスブックにイラン戦争コンテンツの検閲を要請
内部文書によると、イスラエル政府は米国との戦争開始後、イラン関連の投稿を削除するようフェイスブック(現メタ)に繰り返し要請し、多くが承認された。要請は反ユダヤ主義やテロ扇動を理由とするものだったが、親パレスチナの言論や政権批判の抑圧につながった可能性が指摘されている。
背景メモ
イスラエル政府が2024年のイランとの軍事衝突中、フェイスブック(Meta)に対して「プロパガンダ」とみなす投稿の削除を繰り返し要請していた実態を、内部文書から報じる記事。これは表現の自由とプラットフォームの中立性をめぐる世界的な議論の延長線上にある。
• Meta(旧Facebook)は世界各国の政府からコンテンツ削除要請を受けており、同社は「透明性レポート」でその数を開示しているが、実際の判断基準や政府との非公開のやり取りはしばしば不透明。
• イスラエルとイランの間では2024年4月、イスラエルによるダマスカスのイラン大使館攻撃への報復としてイランがミサイル攻撃を実施。広範な戦争へのエスカレーション懸念が高まった時期にあたる。
• 批判者たちは、戦時下では政府が「安全保障」を理由に反対意見や民間人の証言を検閲する圧力を強めると指摘。同様の問題はロシアによるウクライナ侵攻時にも報告されている。