OpenData – オープンソースかつオブジェクトストアネイティブなデータベース
OpenDataは、オープンソースでオブジェクトストア(S3など)に直接データを保存するデータベース群を提供するプロジェクトです。従来のデータベースと異なり、ストレージ層をオブジェクトストアに依存することで、スケーラビリティとコスト効率の向上を実現します。
背景メモ
- OpenDataは、オブジェクトストア(Amazon S3やGoogle Cloud Storageなどのクラウド上の保存領域)をデータベースとして直接利用できるようにする、新興のオープンソースプロジェクト群。
- 従来のデータベースは専用ストレージに依存するが、OpenData系DBはS3互換ストレージを「唯一の真実の保存先(シングル・ソース・オブ・トゥルース)」にする設計。これにより、異なるコンピューティング環境から同じデータに直接アクセスでき、データのコピーや移行が不要になる。
- 現在の主要プロジェクトは3つ: **Apache XTable**(表形式データの相互変換)、**Apache Iceberg**(大規模分析向けテーブルフォーマット)、**Delta Lake**(Databricks発のストレージレイヤー)。これらはオブジェクトストア上で「テーブル」を管理する仕組みを提供する。
- このアプローチが注目される背景には、クラウドでのデータ分析・AI処理の需要増と、「データレイク(生データ保管庫)」から直接クエリしたいというニーズの高まりがある。従来のデータウェアハウス(Snowflakeなど)と異なり、ベンダーロックインを避けながらスケーラブルな分析が可能とされる。