Show HN: Ocarina – YAMLからMCPサーバーを自動化・テスト、LLM不要
Ocarinaは、Ansibleのような自動化フレームワークに着想を得たツールで、YAMLで記述したRondo(プレイブック相当)を用いてMCPサーバーのツール呼び出しをステップバイステップで実行できます。LLMを介さずにサーバーの特性を検査し、テストや検証が可能で、変数やアサーション(expect)もサポートしています。
背景メモ
- **MCP(Model Context Protocol)** は、Anthropicが中心となって策定したオープンプロトコル。LLM(大規模言語モデル)が外部サーバーのツールやデータ(ファイル、DB、APIなど)を標準化された形で呼び出せるようにする仕組み。2024年末〜2025年にかけて急速に普及し、「AI用の新しいAPI標準」として注目されている。
- **Ocarina** は、そのMCPサーバーをLLMなしでYAMLから操作・テストするためのCLIツール。作者はAnsible(構成管理ツール)の経験者で、MCPサーバーが公開するツールを「Rondo」というYAMLファイルで順次実行し、結果を検証できる。
- **Ansible** はRed Hatが開発したサーバー構成自動化ツール。Ocarinaは「MCP版Ansible」とも言える思想で設計されており、IT運用やCI/CDパイプラインに慣れた読者には、このアナロジーが理解の鍵となる。
- 従来、MCPサーバーを駆動するにはLLM(Claudeなど)を仲介する必要があったが、Ocarinaはそれを排除。スクリプト化やテスト自動化に使えるため、MCPエコシステムの実用性を広げる試みとして注目されている。