ギャビン・ニューサム、カリフォルニア州の富裕税に反対——代わりに全国規模の税を提案
カリフォルニア州知事ギャビン・ニューサムが、州レベルの富裕層への課税に反対する一方で、全国規模の連邦富裕税を提案している。州から高額納税者が流出するリスクを避けつつ、富裕層への課税強化を目指す戦略とみられる。
背景メモ
- ギャヴィン・ニューサム(カリフォルニア州知事、民主党)が、州レベルの富裕税ではなく連邦レベルの富裕税を提案した。背景には、カリフォルニア州議会で進む「州富裕税法案」への対抗がある。
- 州富裕税は超富裕層の純資産に年2%程度課す内容で、ニューサムはこれに反対。理由として、富裕層の他州への流出リスクや税収の不安定さを挙げている。
- 代案としてニューサムは「連邦レベルでなら公平に課税できる」と主張。連邦富裕税は州を超えて適用されるため、脱税や州間の富裕層流出競争を防げるという論理。
- 連邦富裕税法案はすでに上院で共和党の反対が確実視されており、通過は極めて困難。そのため、この動きは「州案を封じるための政治的な逃げ口上」との批判もある。
- 富裕税をめぐる議論は、超富裕層への課税強化を求める党内左派対「ビジネス・中道派」ニューサムの対立構図を反映している。