ホワイトハウス、AnthropicのMythosモデルへのアクセスを100以上の米国機関に許可。Fableは依然停止中
トランプ政権がAnthropicの強力なAIモデル「Mythos」へのアクセスを100以上の米国機関に許可する方針に転換した。2週間前に輸出規制を課したことでモデルが停止されていたが、規制緩和となる。しかし、より弱いバージョンである「Fable 5」は依然停止中で、全面開放の時期は不透明。この一連の動きは、ホワイトハウスの意向次第でAI規制が左右される「場当たり的な政策」であり、特に反科学的なスタッフで占められた現政権下では危険な規制枠組みであると論じている。
背景メモ
- 本記事の背景にある事態:2026年、トランプ政権がAnthropic社の最強AIモデル「Mythos」に対し輸出規制をかけ、一度は利用停止に。しかし2週間後、100以上の米国機関(企業・大学など)へのアクセスを認める方針に急転換した。
- AnthropicはOpenAI、Googleなどと並ぶ大手AI企業。Claudeシリーズで知られ、安全性重視の姿勢が特徴だが、本件では政府がモデルリリースを直接管理する前例となった。
- 「Fable 5」はMythosの性能を抑えた一般向けモデル。こちらは依然として停止中だが、将来的な再開が協議されている。
- 記事へのリンク元(Daring Fireball)は、John Gruberによるテクノロジー・苹果製品ブログ。同氏はこの措置を「場当たり的で科学的根拠を軽視する政権の典型的な判断」と批判している。
- 規制の枠組みは整っておらず、ホワイトハウスの意思一つで最前線AIモデルの死活が決まるという前例が懸念されている。