nic carterのリツイート: イーロンが「何百万人もの」人を殺したかどうかの議論に内在する絶対的な道徳的混沌は、まさに社会として生の帰結主義で推論しない理由である
遠くの人や5000年後の未来の人々の命が自分の命とまったく同じ価値を持つと考える帰結主義は、非人間的で誰も現実には採用していない哲学だという主張。エロン・マスクが「数百万人を殺した」かのような議論は、この非現実的な倫理観に基づいており、無視してよいと論じている。
背景メモ
- このツイートは「イーロン・マスクが(スターリンクを制限することで)グローバルサウンドで数百万人を『殺した』」という批判を前提とした議論に対する返答。ウクライナ戦争などでスターリンクの利用を巡り、マスクの判断が人道的结果に影響したという論争が背景にある。
- ニック・カーター(Nic Carter)は仮想通貨VCのCastle Island Venturesのパートナーで、ビットコイン寄りの論客。ナバル(Naval)は著名な投資家・起業家で、元Twitter幹部でもある。
- カーターは「結果主義(consequentialism)」—行為の善悪を結果のみで判断する倫理思想—を批判。遠くの見知らぬ人の命も自分の命も同価値と考えると、どんな行動も(あるいは不作為も)無限の責任を生み、人は麻痺する、と論じている。
- 最後の「shrimp welfare maximizing polycule members in SF」は、SF(サンフランシスコ)の一部テック左派・実効的利他主義(EA)コミュニティへの皮肉。EAは結果主義に基づき、最も効率的に苦しみを減らす慈善を選ぶが、極端な例として「エビの苦痛を減らす最適化」などが揶揄される。