野蛮人が好んで非公開化するもの
GMOのクォータリーレター第1弾では、企業を非公開化(MBOや買収)する際に投資家が注目すべきポイントを分析。経営陣や買収ファンド(「野蛮人」)がどのような企業を標的にするのか、その傾向と戦略を探る。
背景メモ
- 本記事のタイトル「Barbarians」は、1980年代の leveraged buyout (LBO) ブームを描いた名著『Barbarians at the Gate』(日本語訳『門を覗く野蛮人』)への明らかな引用。同書は、RJRナビスコ買収劇を中心に、ウォール街の買収ファンド(プライベートエクイティ)の手法を描いた古典。
- 背景として、2024〜25年は金利低下と規制緩和期待から、PEファンドによる企業買収(特に「非公開化 (take private)」案件)が再び活発化している。S&P500の高バリュエーションに対し、PEは割安な中小型株や、キャッシュフローが安定した成熟企業を標的にする傾向。
- 記事は GMO(著名な資産運用会社。創業者はバリュー投資家のジェレミー・グランサム)が発行するクォーターレターレベル。同社は長期・バリュー志向で知られ、相場の行き過ぎを警告するスタンスが特徴。