オラクル株、2001年のドットコムバブル以来の最悪週—AI資金調達への懸念が深刻化
オラクル株は2001年のドットコムバブル崩壊以来となる最悪の週間パフォーマンスを記録。投資家の間では同社のAI関連投資に伴う資金調達負担への懸念が高まっており、株価下落に拍車をかけている。
背景メモ
• オラクルは米国第3位のソフトウェア企業で、データベース管理システムで長年業界を支配してきた。近年はクラウド・AIインフラ事業への大規模シフトを進めている。
• 同社は2024〜25年にかけ、AI向けデータセンター建設やGPU(エヌビディア製半導体)の大量調達に数千億円規模の設備投資を急拡大。その資金の多くは借入(レバレッジ)に依存している。
• 金融市場では、高金利環境が長期化する中、テクノロジー企業の過剰な借り入れによる負債返済リスクが警戒されている。特にオラクルは直近の決算で営業キャッシュフローが予想を下回り、AI投資に見合う収益がすぐには出ないとの懸念が強まった。
• 今回の株価暴落は、2001年のITバブル崩壊以来の週間下落率。当時は過剰投資の反動でテクノロジー株全体が大暴落したが、現在は「今度のAIバブルは本当に持続可能なのか」という同様の様相を見せ始めている。