Windows Runtime アクティビティのキャンセルは非同期である
Windows Runtime (WinRT) における非同期アクティビティのキャンセル処理について解説。キャンセル要求は即座に完了するのではなく非同期で行われるため、開発者は適切なパターンに従って実装する必要がある。この記事では、キャンセル操作の正しい取り扱い方と、その背後にある設計思想について説明している。
背景メモ
- Windows Runtime (WinRT) は、Windows 8以降のアプリ開発向けにMicrosoftが設計したAPIフレームワーク。C++/WinRT、C#、JavaScriptなど複数の言語から利用できる。
- WinRTの非同期処理は、キャンセル要求が即座に処理されず、非同期的に行われる設計になっている。つまり、キャンセルを呼び出しても処理中のコードはすぐに止まらず、協調的に(cooperativeに)終了する仕組み。
- この記事の著者Raymond Chenは、MicrosoftでWindows APIの開発に長年携わる伝説的なエンジニア。「The Old New Thing」ブログではWindowsの内部設計や歴史的経緯を解説しており、Windowsプログラマの間で高い信頼を得ている。
- 非同期キャンセルの非同期性を理解していないと、「キャンセルしたのに処理が続いている」という誤解からバグを生む原因となるため、WinRT開発者にとって重要な知識。