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Ask HN: AIにおける「センス」の例を教えてください

投稿者はAIにおける「センス」(taste)の定義が不明瞭だと指摘。2013年当時、React.jsは新しいフレームワークだったため、AIの学習データ(AngularやBackboneなど)には含まれておらず、AIがReactを提案することはなかったはず。しかし「センス」がある人間はReactの将来性を見抜いた。このことから、もし2013年に現在のような高性能なAIが存在したらReactは採用されず、次世代の優れたフレームワークや言語も、学習データに含まれない限り日の目を見ない可能性があると問いかけている。

背景メモ

- Hacker News の投稿者が提起した「AI時代における taste(センス/審美眼)」の概念についての議論。投稿者は「React.js が登場した2013年当時、AIは圧倒的にデータの多い Angular や jQuery を推すはずで、データにない新技術を選ぶ"taste"はAIには不可能だった」と主張し、現在も同じことが起きているのではないかと問うている。 - "taste" ここでは「既存データに依存せず、新しい技術やデザインの良し悪しを直感的に判断する能力」を指す。プログラミング界隈では長年、優れたエンジニアの "taste"(設計判断のセンス)が重要だとされてきた。 - この議論の核心は、大規模言語モデル(LLM)が「過去のデータの平均/多数派」を出力する性質上、真に斬新なアイデアや、まだ普及していないが本質的に優れた技術を提案できないのではないかという懸念。 - React の例は象徴的:2013年当時、Angular(Google製)や Backbone.js が主流だったが、React(Facebook製)の仮想DOMというアプローチが結果的に勝った。この選択は統計的な「正解」ではなく、審美眼によるものだったという主張。 - 背景として、AIコード生成ツール(GitHub Copilot, Cursor など)の普及により、「AIが提案するコード」に依存するエンジニアが増えている現状がある。