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天の川銀河の中心部をこれまでで最も詳細に捉えた画像

天文学者たちが、天の川銀河の中心をこれまでにない詳細さで捉えた画像を公開。超大質量ブラックホール「いて座A*」を取り巻く磁場構造や高温ガスの動きが鮮明に可視化され、銀河中心部のダイナミクス解明に大きく貢献する成果となっている。

背景メモ

- 南アフリカの電波望遠鏡「MeerKAT」(ミアキャット。64基のパラボラアンテナから成る)が、銀河系の中心「いて座A*(エースター)」周辺をこれまでで最も高解像度で撮影した画像を公開した。 - 画像には、超大質量ブラックホール(いて座A*)から放射されるジェットや、磁気フィラメントと呼ばれる細長い構造、超新星残骸などが鮮明に写っている。 - 「磁気フィラメント」は1980年代に発見されながら、その正体(宇宙線電子のシンクロトロン放射とされる)や形成メカニズムが長年謎だったが、今回の高精細画像により個々のフィラメントの形状や分布が詳細に観測され、研究が大きく前進すると期待される。 - MeerKATは南アフリカの乾燥地帯に設置された電波望遠鏡で、将来完成する超大型望遠鏡群「SKA(スクエア・キロメートル・アレイ)」の中核施設の一つ。今回の成果は、SKA時代の幕開けを予感させるものとして注目されている。