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欧州の記録的熱波、パリの霊安室を圧迫し遺族を苦しめる

欧州を襲った記録的な熱波により、パリの霊安室が収容能力を超え、遺族らが大きな苦痛に直面している。気候変動の影響で熱波の頻度と深刻度が増す中、医療・葬儀インフラが対応に追われている。

背景メモ

パリの葬儀業界では例年にない暑さによる死者急増で遺体安置施設が飽和状態になり、遺族が火葬や埋葬まで長期間待たされる事態が起きている。フランスでは葬儀後の手続きに「48時間以内の火葬/埋葬」という法制上の制限が存在せず、暑さで遺体の腐敗が早まるため、冷蔵保管キャパシティが逼迫。背景には、気候変動により欧州の熱波(ヒートドーム現象)が激甚化している事情があり、パリでは2022年7月に観測史上最高の40.5度を記録。フランス保健省は高齢者の熱中症死者が前年比で大幅増と発表している。加えて、人手不足や燃料価格高騰も葬儀運営に追い打ちをかけている。

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