AMD Linuxパッチが新たな「Low Power」CPUコアタイプを導入
AMDはLinuxカーネル向けの新しいパッチセットを公開し、「Low Power」と分類される新しいCPUコアタイプを導入した。これは将来のAMDプロセッサにおいて、異なる電力特性を持つコアを効率的に管理するための基盤となる可能性がある。
背景メモ
AMDは、Linuxカーネル向けの新パッチで、従来の「高性能(High Performance)」「効率的(Efficient)」に加え、第3のCPUコア種別「低消費電力(Low Power)」を導入した。これは、チップレット設計のRyzen/EPYCプロセッサにおいて、I/Oダイやメモリコントローラなどの非演算部に専用コアを割り当て、アイドル時の電力消費を削減する狙い。従来はすべてのコアが同一の電力管理プロファイルに従っていたが、コアの役割を細分化することで、データセンターやモバイル機器での省電力制御をより柔軟にする。AMDは既にP-State(CPUの周波数・電圧管理)の改良を進めており、今回の対応はその延長線上にある。