Linux、セガジェネシスで動作
セガジェネシス(メガドライブ)の16ビットハードウェア上でLinuxを起動させるプロジェクトが話題だ。CPUの性能制限やメモリ不足など、数々の技術的課題を克服し、実際にカーネルが動作するまでに至った驚きのハックを紹介する。
背景メモ
- Sega Genesis(日本名:メガドライブ)は、1990年前後に発売された16ビットゲーム機。CPUはMotorola 68000(約7.6MHz)で、OSを持たず、ゲームROMを直接実行する設計だった。
- あるハッカーが余ったFPGA開発ボードを流用し、この古いハードにLinuxカーネルを移植。GenesisのCPUではなくFPGA側で処理させることで、本来不可能なLinuxの動作を実現した。
- 動作は極めてゆっくりで実用的ではないが、1990年代のゲーム機に汎用OSを載せるという「不毛な移植」自体がレトロコンピューティング界の恒例行事。同様の試みはNESやSNES、PlayStationなどでも行われている。
- 見どころは、ハード制約を無理やり突破するエンジニアリングの妙と、動作画面に表示される「SEGA Genesis running Linux」という一文のカッコよさ。