このプライド週末、あなたの顔はバーでスキャンされましたか?
サンフランシスコ・スタンダードの調査により、プライド週末に地元のバーが顔認識技術を使用して来店客の生体データを収集していた可能性が浮上。パトロンスキャン社のシステム「カトロ・フェイスID」が、個人の同意なしに顔データを記録・照合していたと報じられており、プライバシーとLGBTQコミュニティの安全性をめぐる懸念が高まっている。
背景メモ
- サンフランシスコのゲイバー「The Cinch」が、プライド週末に顔認識技術「PatronScan」を試験導入したと報じられた。入店時にIDスキャンに加え、顔写真を撮影・保存する仕組み。
- PatronScanは、暴力行為やストーキングなど過去に問題を起こした客をブラックリスト化し、加盟店間で共有するサービス。運営はCatro(カトロ)社。
- バー側は「安全対策」と説明するが、顔データの保存方法や第三者との共有有無、客による削除依頼の可否が不明瞭。カリフォルニア州のプライバシー法(CCPA/CPRA)に抵触する可能性も指摘されている。
- LGBTQの歴史的迫害を考えると、ゲイバーでの生体認証導入は特にセンシティブな問題。コミュニティ内で「安全の名の下に監視が強化される」ことへの警戒感が強い。