韓国、1兆ドル超のAI・半導体投資計画を発表
韓国政府は、AIおよび半導体分野への大規模投資計画を発表した。総額1兆ドル超に及ぶこの計画は、世界的な半導体競争で優位に立つことを目的としており、先端チップの研究開発やインフラ整備に重点を置いている。
背景メモ
韓国政府が半導体・AI分野に総額約1,100兆ウォン(約1,000億米ドル超)を投じる国家プロジェクトを発表。半導体は韓国経済の根幹であり、サムスン電子とSKハイニックスが世界のDRAM・NANDメモリー市場を寡占する一方、AI半導体(エヌビディアのような設計・システム領域)では大きく出遅れている。今回の投資は、2020年代後半のメモリー不況とエヌビディア独占への対抗策として、AIチップ設計・ファウンドリ・研究開発への大規模な財政投入を柱とする。過去にも「K-半導体」戦略など官民連携の大型投資はあるが、今回の規模は過去最大であり、半導体主権や雇用維持をにらんだ国家レベルの「産業안보」(産業安保)的な位置づけが強い点が特徴。