Anthropicとギャビン・ニューサム氏が提携、カリフォルニア州政府がClaudeを半額で利用可能に
カリフォルニア州知事ギャビン・ニューサム氏は6月29日、AI企業Anthropicと画期的な提携を発表した。このパートナーシップにより、州政府機関が同社のAIアシスタント「Claude」を通常の約半額で利用できるようになり、行政サービスの効率化と住民向けサービスの向上が期待される。
背景メモ
- AnthropicはAI企業で、Claudeという生成AIアシスタントを開発している。OpenAI(ChatGPT)やGoogle(Gemini)の競合にあたる。企業価値は数百億ドルと評価され、AmazonやGoogleからも出資を受けている。
- カリフォルニア州はAI規制の最先端の州で、2024年には安全性テストを義務づけるSB 1047法案が議論され、業界と州知事の間で対立があった(ニューサムは結局拒否権を発動)。
- 今回の契約は、州政府がAIツールを通常の半額程度で利用できる代わりに、Anthropicが州の規制議論において「協力的な立場」を得る内容と報じられている。公共サービスの効率化(コールセンター、道路点検など)を目的とする一方、納税者の資金で企業に低価格の実績データを提供する批判もある。