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4月、太陽光発電が石炭発電を上回るも、系統電力では依然劣る

2026年4月、米国で太陽光発電の総発電量が石炭火力を初めて上回ったが、これは屋上ソーラーなど系統電力を介さない分散型電源を含めた数値であり、送電網に流れる電力に限れば石炭が依然優勢である。系統電源のみの比較では、太陽光は石炭に及ばず、エネルギー転換の複雑な現状を浮き彫りにしている。

背景メモ

- 中国国家能源局(NEA)が毎月発表する発電統計の話。2026年4月のデータで、太陽光発電の総発電量が石炭火力を初めて上回ったと報じられた。 - ただし「総発電量」には、送電網に流れず自家消費された分(いわゆる「屋根上太陽光」など分散型電源)も含まれている。送電網を通じて供給された電力量だけを比較すると、石炭火力が依然として太陽光を大きく上回っている。 - 中国の電力統計では「太陽光発電量」の定義が広く、メガソーラーだけでなく一般家庭や工場の自家消費分もカウントされる。この定義の違いが「石炭を超えた」という見出しと実態のギャップを生んでいる。 - 中国は世界最大の石炭消費国でありながら、同時に太陽光・風力の導入量でも世界首位。石炭火力の稼働率低下と太陽光の急増が同時に進んでいるが、ベースロード電源としての石炭の地位は当面変わらないと見られている。