パリ副市長、猛暑の原因は米国の炭素排出と非難
パリの副市長が、欧州を襲った深刻な熱波の原因を米国の炭素排出量にあると指摘し、気候変動対策における米国の責任を強調した。同氏は温室効果ガスの削減を国際社会に改めて促すとともに、異常気象への対応強化を訴えている。
背景メモ
- パリの副市長(環境担当)が、欧州を襲った記録的な熱波について、米国の温室効果ガス排出を直接の原因として非難し、反論を呼んでいる。
- 同副市長は「気候変動の原因は米国」と明言。米国の一人当たりCO2排出量が世界平均を大きく上回る点を挙げ、歴史的な排出責任を問う立場。
- 背景には、トランプ政権下でのパリ協定離脱(2017年)やブッシュ政権時の京都議定書離脱など、米国の国際枠組みからの度重なる離脱がある。
- 2015年のCOP21議長国でもあるパリ市は、環境外交の象徴的存在。熱波の死者増加を受け、因果関係を明確にしたい仏政権の焦りも反映。
- 一方、米国側からは「中国・インドを無視した単純な責任論」との反批判や、近年バイデン政権がIRA( Inflation Reduction Act)で気候対策を進めている点を指摘する声も出ている。