超知能の実現はまだ数十年先
2022年から2026年にかけての考察を通じ、LLMが「知性そのもの」ではなく「知性のエンジン」に過ぎないことが明らかになってきた。記憶の重要性、知性は処理問題であると同時に保存問題であること、汎用人工知能(AGI)という用語自体が誤りでありスケーリングだけでは解決できないことなど、多くの気づきがあった。人間の脳のブローカ野(言語・発話を司る領域)一つにすら及ばない現状を踏まえると、LLMを中心とした現在のアプローチはハードウェアとソフトウェアが相互に適応する脳の仕組みとは根本的に異なり、超知能の実現にはまだ数十年を要するだろう。