異常な大衆妄想と群衆の狂気の回想録
19世紀に書かれた古典的名著で、チューリップ・バブルや南海泡沫事件など、歴史的な集団的熱狂と投機バブルを描く。人間心理の脆弱さと群衆の非合理性を鮮やかに描き出し、現代の行動経済学や金融市場の分析にも影響を与え続けている。
背景メモ
チャールズ・マッケイ(Charles Mackay, 1814–1889)が1841年に著した古典的名著。歴史上の投機バブルや集団ヒステリー——オランダのチューリップ・マニア(1630年代)、南海泡沫事件(1720年)、魔女狩り、十字軍など——を体系的に記録した。行動経済学や金融史の先駆けとされ、ガルブレイスやバフェット、テイラーなど後代の思想家・投資家に大きな影響を与えた。暗号資産やミーム株、社会的熱狂の文脈で現代でも頻繁に引用される。広くパブリックドメインとなっており、プロジェクト・グーテンベルクで無料公開されている。