Google地震警報、ベネズエラの地震前に1140万人に警告
Googleの地震警報システムがベネズエラで発生した地震の前に、Androidユーザー約1140万人に事前警告を発信した。このシステムは加速度計を利用して地震を検知し、初期微動を捉えて本震の到達前に通知を行う仕組みで、被害軽減に貢献した。
背景メモ
ベネズエラは複数の活断層が交差する地震多発地帯だが、早期警報システムの整備が大幅に遅れている。GoogleはAndroid端末に内蔵された加速度計を利用し、世界中のスマートフォンネットワークを分散型地震計として機能させる「Android Earthquake Alerts System」を2021年に開始。従来の震度計ネットワークより低コストで、特に発展途上国向けに設計された。今回のベネズエラでの警報はこのシステムの大規模実戦例として注目される。同国は長引く経済・政情不安でインフラ維持が困難であり、米国による制裁も続いている。