SkiaSharp 4 が一般提供開始
クロスプラットフォーム2Dグラフィックスライブラリ「SkiaSharp 4」が安定版としてリリースされた。本バージョンは上流のSkiaマイルストーンとの同期を継続することを重視して開発された。発表を記念して本日(6月30日午前11時ET)ハーフデイのオンラインイベントが開催され、メンテナーが参加する。
背景メモ
SkiaSharpは、Googleが開発した2Dグラフィックスライブラリ「Skia」を.NET(C#/F#/VB.NET)から使えるようにするオープンソースラッパー。.NETの世界でクロスプラットフォームな描画処理(画像生成、UIレンダリング、PDF出力など)を書く際の標準的な選択肢の一つ。
- 元々はXamarin(モバイル)向けに生まれ、その後Microsoftが.NET Foundationへ移管。現在はUno Platformチームがメンテナンスを主導。
- バージョン4の最大のトピックは、上流のSkiaのメジャーバージョン(M148)と完全に同期したこと。従来はSkia本体の更新に追従するのに大幅な遅れがあったため、安定性と最新機能へのアクセスが劇的に改善された。
- 今回のリリースは「4.148.0」というバージョン番号で、Skiaのバージョンと揃える意図が明確。
- .NETコミュニティではAvalonia UI、Uno Platform、.NET MAUIといったクロスプラットフォームUIフレームワークが内部でSkiaSharpを使うケースが増えており、そのベースライブラリが長期にわたりメンテナンスされ続けるかどうかは重要な関心事。