ESA、プライベートMinecraftサーバーを「違法」と宣言—不可解な主張
「ストップ・キリング・ゲーム」公聴会において、エンターテインメントソフトウェア協会(ESA)がプライベートMinecraftサーバーを「違法」かつ「海賊行為」と主張し、訴訟も辞さない姿勢を示した。ゲーム保存活動家らからは、ゲーム業界の権利解釈を拡大解釈しすぎだとの批判が上がっている。
背景メモ
米国ゲーム業界のロビー団体「Entertainment Software Association(ESA)」が、連邦取引委員会(FTC)の「ゲームを殺すな(Stop Killing Games)」公聴会で、Minecraftのプライベートサーバー運営を「著作権侵害(海賊行為)」と主張し、法的措置を取ると表明した。
- **ESAとは**:任天堂・ソニー・マイクロソフト・エピックゲームズなど大手ゲーム会社が加盟する業界団体。ゲームの知的財産権保護を強く推進している。
- **問題の背景**:「Stop Killing Games」運動は、パブリッシャーが自社サーバーを停止してオンラインゲームを実質プレイ不可能にする行為を規制するよう求めるもの。ESAはこれに対抗する立場。
- **Minecraftプライベートサーバー**:Mojangの公式サーバーではなく、プレイヤーやコミュニティが独自に運営するサーバー。多くの人気サーバー(Hypixelなど)は独自の経済・ゲームモードを持ち、一部は課金で運営されている。
- **論点**:ESAの主張は、こうしたサーバーがゲームのソースコードやアセットを改変・再配布している点を「違法」とするもの。一方で、Minecraftは長年プライベートサーバーのエコシステムを事実上容認しており、この突然の法的主張は業界内外で衝撃と混乱を呼んでいる。