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米国の労働分配率が戦後最低に

ニューヨーク連邦準備銀行のリバティ・ストリート・エコノミクスによると、米国の労働分配率(国民所得に占める労働者報酬の割合)は戦後最低水準にまで低下した。この背景にはパンデミック後の経済構造の変化があり、労働者の所得シェア縮小が所得格差の拡大や経済全体の需要構造に影響を及ぼす可能性がある。

背景メモ

- **労働分配率(labor share)** とは、国民所得(生産全体の果実)のうち労働者への賃金・給与として支払われる割合。残りは資本(株主・経営者・機械所有者など)の取り分となる。 - 米国の労働分配率はコロナ禍以降、戦後最低水準にまで低下。これは、インフレ調整後の賃金の伸び悩みや、企業利益の拡大傾向と対照的で、「労働者が経済成長の恩恵を十分に受け取れていない」という議論につながる。 - この指標は経済学者や政策当局にとって重要で、格差や消費の基盤力を測る目安。FRB(連邦準備制度理事会)のニューヨーク連銀による分析で、信頼性が高い。