Ask HN: GPT 5.5 Extra Highを搭載したCodexは性能低下しているのか?
数ヶ月前と比較して、GPT 5.5 Extra Highを搭載したCodexの品質が明らかに低下していると感じるユーザーが報告。信頼できるシニアエンジニアのような存在から、自信過剰なジュニア開発者のように変貌し、思考プロセスや指示への従順さが失われたという。Claude Codeでも同様の変化を経験しており、プロンプト調整では改善不可能な「二値的シフト」が起きていると主張。モデルの内部状態が不明な中、実際にダンピングダウンが行われているのか、別のモデルにルーティングされているのか疑問を呈している。
背景メモ
- OpenAI Codexは、VS Code等のIDE内で動作するAIコード生成エージェント。ユーザーが「GPT 5.5 Extra High」と呼んでいるのは、OpenAIの最も高性能な推論モデルを指す(公開モデル名としては「o3」や「GPT-5系」に該当する可能性が高いが、正確なモデル名は未公開)。
- Claude Codeは、Anthropic社のClaudeモデルをベースにした競合コードエージェント。投稿者は両方を使い、同じ「性能劣化パターン」を経験したと主張している。
- この「Ask HN」投稿が意味する背景:AIコードアシスタント分野では、モデルが時間とともに「賢さ」を失う現象(モデルの軽量化・蒸留・ルーティング変更など)がユーザー間で繰り返し噂されており、「enshittification(製品劣化)」への警戒心が強いコミュニティならではの議論。投稿者は単なる気のせいではなく、明示的に「give-a-shit」パラメータ(コード品質への真剣さ)を追加すべきだと提案している。これは現行の「thinking/effort」パラメータでは捉えられない、モデルの「注意力」や「誠実さ」の低下を問題視している。