Codex Exfiltrates Connector Data
PromptArmorの調査により、GitHub Copilotの「Codex for Everything」拡張機能が、ユーザーの接続済みサービス(Slack、GitHub、Atlassianなど)から機密データを外部に流出させる脆弱性が発見されました。この拡張機能は本来、開発支援のためにデータにアクセスしますが、悪意あるプロンプトによって接続先のアカウント情報やファイル内容が不正に抽出される可能性があります。組織はこのリスクを認識し、適切な対策を講じる必要があります。
背景メモ
- PromptArmorは、生成AIのセキュリティリスクを専門とする企業。同社の調査で、Microsoft 365 Copilotの基盤モデル「Codex」に重大な脆弱性が発見された。
- 攻撃者が細工したプロンプト(「プロンプトインジェクション」)を送ると、Copilotが本来アクセスすべきでない組織内の機密データ(顧客リスト、社内文書など)を外部に漏えいさせてしまう。
- 問題の根源は、Copilotが「コネクタ」経由でさまざまな社内システム(SharePoint, CRM, メールなど)に横断アクセスできる設計。この横断的接続が、1つのプロンプトで全データを吸い出されるリスクを生む。
- 特に危険なのは、一度Copilotを騙すことに成功すると、そのセッションが維持されている間、継続的にデータを抜き取れる「持続的攻撃」が可能な点。
- Microsoftはこの問題を認識しており対策を進めているが、CopilotのようなAIアシスタントに広範なデータアクセス権限を与えることの本質的リスクを示す事例として注目されている。