連邦政府、デューク・エナジーに1億2900万ドルを支払いブランズウィック郡の風力リースを解約
連邦政府がデューク・エナジーに対し、ノースカロライナ州ブランズウィック郡沖の洋上風力発電リース契約を解約する代償として1億2900万ドルを支払った。この契約終了は、海洋エネルギー管理局(BOEM)との合意によるもので、地域の環境や漁業への影響を考慮した決定とみられる。
背景メモ
- 米国連邦政府(内務省海洋エネルギー管理局)が、ノースカロライナ州ブランズウィック郡沖の洋上風力発電リース契約を解除する代償として、デューク・エナジーに1億2900万ドルを支払うことで合意。
- デューク・エナジーは米国最大級の電力会社の一社で、南部を中心に電力を供給。今回のリース権は2022年に取得したもので、洋上風力への進出を目指していた。
- 背景として、トランプ前政権が洋上風力の推進を打ち出したのに対し、一部の地元住民や漁業関係者・観光業者が反発。風力発電が漁業や海洋生態系、景観に与える影響を懸念する声が根強く、許認可手続きの遅れやコスト増が生じていた。
- この「買い取り」は、政府が企業に補償してプロジェクトを撤回させる異例のケース。デュークはリース権放棄で数億ドルの開発コストを回収でき、政府は訴訟リスクや地元の反対を回避できる形となった。