Australia sues Amazon for making allegedly unfair contracts with subscribers
オーストラリアの競争・消費者委員会(ACCC)は、Amazonが自社のプライム会員向け有料サブスクリプション契約において、不公正な契約条件を課していたとして、同社を提訴したと発表した。ACCCは、Amazonが契約解除を困難にし、顧客の権利を不当に制限したと主張している。
背景メモ
- オーストラリアの競争・消費者委員会(ACCC)がAmazonを提訴。問題視しているのは、同社のプライム会員向け規約のうち「解約のハードルが不当に高い」点と、キャンセル手続きを消費者に不利な形で設計している点。
- ACCCは過去にもGoogleやMeta(旧Facebook)など大手プラットフォーマーを同様の根拠で提訴してきた実績があり、今回はとくに「定期購読(サブスクリプション)の解約を分かりにくくし、消費者を契約に留まらせる」行為そのものが違法かどうかが争点。
- Amazonプライムは年間有料会員制サービスで、配送無料や動画配信(Prime Video)などを提供。世界中で2億人以上の会員がいるとされ、オーストラリア国内でも広く普及している。
- 本件は、サブスクリプション・エコノミー全盛のなかで「定期購読の解約のしやすさ」を規制する世界的な動きの一環。米国(FTCの「クリック・トゥ・キャンセル」ルール)やEU(デジタルサービス法)でも同様の規制強化が進んでいる。