インターネットを殺すのをやめろ
このキャンペーンは、インターネットの自由と開放性を脅かす政策や動きに対して警鐘を鳴らすものです。監視、検閲、中央集権化といった問題がインターネットの本質を損なっていると警告し、私たちのデジタル権利と自由を守るための行動を呼びかけています。
背景メモ
- 「Stop Killing the Internet」は、EUの「電子通信コード(EECC)」改正に伴い、2025年夏に発効予定の規制に反対するキャンペーンサイト。この規制は、大手テック企業(Big Tech)にネットワーク利用料(ネット中立性を脅かす「送信手数料」)を課すことを義務付けるもの。
- 背景:欧州の通信キャリア(ドイツテレコム、Orange、Telefónicaなど)は長年、Google、Netflix、Metaなどトラフィックを大量に生み出すプラットフォームがネットワーク投資に貢献していないと主張。彼らは「フェアシェア」と称し、Big Techに「ネットワーク使用料」を支払わせるロビー活動を続けてきた。
- 反対派(Mozilla、Reddit、Cloudflare、電子フロンティア財団など)は、この課金がネット中立性を破壊し、新興企業や小規模サービスに不利な「課金レーン」を生むと警告。現在のWebは全てのトラフィックが平等に扱われる前提で成り立っており、この原則が崩れればインターネットの基本的な自由が損なわれるという立場。
- この論争は「ネット中立性」を巡る世界的な戦いの一部。米国ではFCCが2024年にネット中立性ルールを復活させたが、同様の課金問題は別の文脈で議論されている。EUでの決定は、グローバルなインターネット規制の方向性に影響を与える可能性がある。