もうプログラマーとは思えない
長年プログラマーとして働いてきた著者が、AIツールの台頭や役割の変化により、自分はもう「プログラマー」とは思えないと感じるようになった経験を綴る。コードを書くことよりも、設計や問題解決、AIとの協働が中心となり、技術者としてのアイデンティティに変化が生じている現状を考察している。
背景メモ
- 著者のIgor Kulman氏はスロバキア出身のソフトウェア開発者。長年ネイティブアプリ(iOS/Android)やバックエンド開発に携わってきた。本記事は2025年5月に公開され、開発コミュニティで大きな反響を呼んだ。
- 近年のソフトウェア開発業界では、AIコーディングアシスタント(GitHub Copilot、Cursor、Claudeなど)が急速に普及。コードの自動生成やリファクタリングが日常的に行われるようになった。
- それに伴い、「従来のプログラマーの役割は消滅するのか」「エンジニアは何に価値を提供すべきか」という議論が活発化している。Kulman氏は自身のキャリアと日々の業務を振り返り、「プログラマー」という自己認識への違和感を率直に綴った。
- この記事の核心は「AIによって仕事が奪われる」という恐怖論ではなく、職能としての「プログラミング」の意味が変化しつつある現状に対する、現場のベテラン開発者の正直な戸惑いにある。