プライベートエクイティ企業がMariaDBを買収(2024年)
プライベートエクイティ企業K1 Investment Managementが、オープンソースデータベース管理システムのMariaDBを買収した。この買収により、MariaDBは非公開企業となり、新たな成長戦略のもとで事業を展開していく。
背景メモ
- MariaDBは、MySQLからフォークして誕生したオープンソースのリレーショナルデータベース。MySQLの創設者であるMichael "Monty" Wideniusが中心となり開発を主導しており、OracleによるMySQL買収後のコミュニティの代替手段として広く使われている。
- K1 Investment Managementは、エンタープライズ向けソフトウェア企業への投資を専門とするプライベートエクイティ(PE)ファーム。収益化に苦しむオープンソース企業を買収し、事業を立て直す戦略をとることが多い。
- 今回の買収は、MariaDBが上場後に業績不振に陥り、株価が低迷していたことを受けたもの。2022年にSPAC合併でニューヨーク証券取引所に上場したが、売上成長の鈍化と継続的な損失に直面していた。
- オープンソースデータベース市場では、競合のMongoDBやElasticなども同様に商業化の課題を抱えており、PEによる買収や経営再編の動きが続いている。この買収によりMariaDBは非公開化され、長期的な投資の下で再建を目指すとみられる。