DC弁護士会、ロバーツ首席判事の1,000万ドルスキャンダル調査を拒否
DC弁護士会が、ジョン・ロバーツ最高裁首席判事に関わる1,000万ドル規模の疑惑について調査を拒否している。この問題は司法の独立性と倫理規定の執行に対する懸念を引き起こしており、法律業界内で議論を呼んでいる。
背景メモ
- 米連邦最高裁のロバーツ長官(John Roberts)が、妻が法律事務所から得た約1000万ドルの紹介料を巡る倫理問題を、担当するDC弁護士会(DC Bar)が「調査しない」と決定した話。DC BarはDCの連邦裁判所が監督する強制加入団体で、弁護士の懲戒権限を持つ。
- 問題の背景:ロバーツ長官の妻ジェーン・ロバーツは高級法律ヘッドハンターで、著名事務所から多額の報酬を得ていた。2023年のプロパブリカ(ProPublica)報道で、彼女がロバーツ長官の関与する訴訟当事者を事務所に紹介していた可能性が浮上。最高裁の倫理コードは2023年に強化されたが、長官自らのケースは適用外とされた。
- 司法倫理を巡り、クラレンス・トーマス判事の贈収賄疑惑と合わせ、最高裁に外部の倫理監督機関を設けるべきとの議論が続いている。DC Barの判断は、最高裁判事に対する事実上の免責を強化するものと批判されている。